学生団体UZ

教員志望の大学生による、受験生のためのブログ。受験に関する質問・悩みに全力で向き合います。

自由英作のコツ

「大学の優劣は、図書館の質や規模だけではなく、教師と学生の能力に左右される。」

この文章をだいたい頭の中で英訳することはできますか?

 

自由英作が苦手な人にありがちなのは、「質」「規模」「能力」などの難しい日本語を無理に英単語に置き換えようとすることです。

 

まずは、いきなり英訳に取り掛かろうとするのではなく、日本語の文章を簡単にすることから始めましょう。

 

先ほどの文章を、より簡単な日本語を用いて変換してみると、以下のようになります。

「大学が良いか悪いかは、図書館にどれだけの本が置いてあるかや本がどれほど良いかではなく、教師と学生がどれだけ賢いかで決まる。」

 

文章が正直になった分、少し生々しくなってしまいましたが、これで「質」「規模」「能力」などの難しい単語を知っていなくても解けるような形になりました。

 

それでは、先ほどの文章を英訳していきましょう。

 

「大学が良いか悪いか」=whether a college is good or bad

図書館にどれだけの本が置いてあるか(=図書館がどれだけ本を持っているか)」

=how many books its library has

図書館の本がどれほど良いか」=how good they are

「教師と学生がどれだけ賢いか」=how intelligent its teachers and students are

「決まる」という表現はdepend onを使いましょう。

 

これらをつなぎ合わせると、以下のようになります。

Whether a college is good or bad depends not only how many books its library has and how good they are. It also depends on how intelligent its teachers and students are.

 

おさらい:

英訳に取り掛かる前に、まずは日本語を簡単にしてみましょう!